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製造者 |
会社名 : |
日鉱金属株式会社 |
郵便番号 : |
105-0001 |
住所 : |
港区虎ノ門2丁目10番1号 |
担当部署 : |
金属事業本部技術部 |
TEL : |
03-5573-7355 |
FAX : |
03-5573-7588 |
緊急連絡先 : |
松井 俊二(化成品営業課)(TEL 03-5573-7425) |
作成・改訂 : |
H5/03/15 |
充填製造者及び販売者 |
会社名 : |
株式会社 内藤商店 |
郵便番号 : |
460-0002 |
住所 : |
名古屋市中区丸の内3丁目8番3号 |
担当部署 : |
製造部 |
TEL : |
052-962-5551 |
FAX : |
052-961-5901 |
緊急連絡先 : |
052-962-5551 |
受付時間 : |
月曜日〜金曜日 8:00−17:00 |
改訂 : |
2001/01/25 |
MSDS a@: |
MSDS-092105 |
製品名(化学名・商品名等) : 硫酸銅
物質の特定
単一製品・混合物の区分 : |
単一製品 |
化学名 : |
硫酸銅 |
含有量 : |
硫酸第2銅(5水塩として98.5%以上) |
化学式 : |
CuSO4・5H2O |
官報公示整理番号 化審法: |
1−300 |
CAS a@: |
7758-98-7 |
危険有害性の分類
分類の名称 : |
急性毒性物質 |
危険性 : |
物理的危険性はなし。化学的危険性として水溶液は酸性で腐食性がある。 |
有害性 : |
刺激作用がり炎症を起こすことがある。粉じんまたはヒュームを吸入すると悪寒、一過性発熱、及び疲労症状を起こす。 |
環境影響 : |
−−−−− |
応急処置
眼に入った場合 : |
先ず15分間以上、多量の水で洗い流し(できればコンタクトレンズを外す)、医師に連れていく。 |
皮膚に付いた場合 : |
汚染された衣服を脱がせ、洗い流してから水と石鹸で皮膚を洗浄する。 |
吸入した場合 : |
鼻をかみ、うがいをさせる。吸入した場所から新鮮な空気が得られる場所に移す。速やかに医師の手当てを受ける。 |
誤飲した場合 : |
水で口をすすがせ、牛乳を飲ませる。速やかに医師の手当てを受ける。 |
火災時の処置
消火方法 : |
速やかに容器を安全な場所に移す。移動不可能な場合は、容器及び周囲に散水して冷却する。消火のための放水等により、環境に影響を及ぼす物質が流出しないよう適切な措置をとる。必要な保護具を着用し、風上から消化作業を行う。 |
消火剤 : |
水、粉末、二酸化炭素、泡消火器等 |
漏出時の処置
飛散した場合の周辺にはロープを張るなどして人の立入りを禁止する。作業の際には必ず保護具を着用し、風下で作業をしない。飛散したものは空容器にできるだけ回収し、そのあとを消石灰、ソーダ灰等の水溶液を用いて処理し、多量の水を用いて洗い流す。この場合、濃厚な排液が河川等に排出されないよう注意する。
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取り扱い及び保管
取り扱い |
・ |
吸い込んだり、眼、皮膚及び衣服に触れないよう、適切な保護具を着用し、出来るだけ風上から作業する。 |
保管 |
・ |
毒物劇物取締り法に定めるところに従う。鍵のかかる冷暗所に保管する。 |
暴露防止措置
設備対策 |
・ |
屋内作業で取り扱う場合は、発生源の密閉化または局所排気装置を設置する。 |
防護具 |
・ |
硫酸銅を取扱う時は、作業に応じて下記の中から必要な保護具を着用する。 |
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防塵マスク(有害粒子用フィルター付マスク)、保護眼鏡、保護手袋(ビニール製) 保護服、保護前掛け |
物理/化学的性質
外観等 : |
青色結晶、粉末 |
比重 : |
2.28 |
分解 : |
5水塩→3水塩 45℃ |
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3水塩→1水塩 110℃ |
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1水塩→無水塩 258℃ |
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分解(酸化銅) 650℃ |
溶解度 : |
18.2%(25℃の水) |
揮発性 : |
無し |
危険性情報(安定性/反応性)
発火性 : |
該当なし |
安定性・反応性 : |
通常の取扱い条件において安定。 |
有害性情報
皮膚腐食性 : |
皮膚に接触すると発赤、痛み、水疱の薬傷を起こす。 |
刺激性 : |
眼、皮膚、気道を刺激 |
急性毒性 : |
経口 ラット LD50 300mg/kg 文献 1 |
慢性毒性 : |
反復または長期間の皮膚との接触は皮膚炎を起こすことがある。反復または長時間の粉じんまたはヒュームの吸入は鼻中隔のせん孔をおこすことがある。 |
環境影響情報
廃棄上の注意
納入業者に処理を委託する。毒物劇物取締法で処理方法が定められている。 |
(1)沈殿法 |
・ |
水に溶かし、消石灰、ソーダ灰等の水溶液に加えて処理し、沈殿ろ過して埋立て処分する。 |
(2)培焼法 |
・ |
多量の場合には還元焙焼法により金属銅として回収する。 |
運送上の注意
・ |
移動、容器への充填、積込、荷下しなどの作業を行うときは必要な保護具を着用する。 |
・ |
積込は手かぎ等の使用は避け、破袋による飛散のないように丁寧に取扱う |
・ |
雨水のかからぬように注意すること。 |
・ |
万一、破袋等により漏れた場合は、可能な限り掃き集め回収し、飛散防止に努める。 |
・ |
水分と混合した場合には、消石灰、ソーダ灰等で中和し、中和生成物は回収すこと。 |
・ |
船舶安全法 別表(腐食性物質) |
・ |
毒物及び劇物取締法(劇物)(包装等級3) |
適用法令
引用文献
1) |
公害と毒・危険物(無機編)三共出版 S46 |
2) |
わかりやすい毒物・劇物取締法 '91 |
データ作成者
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化学薬品,工業薬品,食品添加物
試験薬品(試薬)
販売,製造,OEM,相談
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