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製造者 |
会社名 : |
和光純薬工業株式会社 |
郵便番号 : |
540-8605 |
住所 : |
大阪府大阪市中央区道修町3丁目1−2 |
担当部署 : |
営業企画室 |
TEL : |
06-203-3741(代表) |
FAX : |
06-201-5964 |
緊急連絡先 : |
大阪 試薬部 TEL 06-203-3741(代表) 東京 試薬部 TEL 03-3270-8571(代表) |
作成・改訂 : |
1993/06/28 |
MSDS a@: |
MSDS 09-0039(2) |
充填製造者及び販売者 |
会社名 : |
株式会社 内藤商店 |
郵便番号 : |
460-0002 |
住所 : |
名古屋市中区丸の内3丁目8番3号 |
担当部署 : |
製造部 |
TEL : |
052-962-5551 |
FAX : |
052-961-5901 |
緊急連絡先 : |
052-962-5551 |
受付時間 : |
月曜日〜金曜日 8:00−17:00 |
改訂 : |
2001/01/22 |
MSDS a@: |
MSDS-785051 |
製品名(化学名・商品名等) : よう素
物質の特定
化学名 : |
よう素 |
成分及び含有量 : |
99.8%以上 |
化学式・分子量 : |
I2 = 253.81 |
化審法公示番号 : |
−−−−− |
CAS a@: |
7553-56-2 |
国連分類 : |
−−−−− |
国連番号 : |
−−−−− |
危険有害性の分類
分類の名称 : |
急性毒性物質 |
危険性 : |
−−−−− |
有害性 : |
極めて腐食性が強く、重症の薬傷を起こす。眼に接触すると失明の恐れがある。粉塵を吸入すると気道を刺激し、喘息、咳、胸痛、肺水腫を起こすことがある。経口摂取すると口腔、喉などに灼熱感があり、食道、消化器等の粘膜を侵し穿孔を生じることがある。 |
環境影響 : |
−−−−− |
応急処置
眼に入った場合 : |
直ちに多量の流水で30分以上洗い流す。瞼を押し広げ全ての部分が洗浄出来るようにする。直ちに医師の手当を受ける。 |
皮膚に付いた場合 : |
直ちに接触部をチオ硫酸ナトリウム溶液で十分に洗い流し、汚染された衣服やくつを脱がせる。その後更に多量の水で洗浄する。できるだけ早く医師の手当を受ける。 |
吸入した場合 : |
新鮮な空気の場所に移し、安静保温に努め、医師の手当を受ける。呼吸困難又は呼吸が停止しているときは直ちに人工呼吸を行う。 |
飲み込んだ場合 : |
チオ硫酸ナトリウム溶液を飲ませて、吐かせる。直ちに医師の手当を受ける。どのような状態でも必ず医師に診せること。 |
火災時の処置
消火方法 : |
火元への燃焼源を断ち、消火剤を使用して消火する。又、廷焼の恐れのないよう水スプレーで周辺のタンク、建物の冷却をする。消火作業は風上から行い、必ず呼吸保護具を着用する。 |
消火剤 : |
粉末、二酸化炭素、泡(アルコール泡)、水、乾燥砂 |
漏出時の処置
火気厳禁とし、出来るだけ掃き集め空容器に回収し、残分は消石灰を散布して吸収させる。作業の際には必ず保護具を着用する。風下で作業をしない。
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取り扱い及び保管
取り扱い : |
吸い込んだり、目、皮膚および衣類に触れないように、適切な保護具を着用し、できるだけ風上から作業する。容器を密封しまたは局所排気装置を設置する。容器を転倒させ、落下させ、衝撃を加え、または引きずる等の粗暴な扱いをしない。 |
保管 : |
容器は直射日光を避け、冷暗所に貯蔵し、密閉して、空気との接触を避ける。 |
その他 : |
労働安全衛生法、毒物及び劇物取締法、消防法などの法令に定めるところに従う。 |
暴露防止措置
管理濃度 |
作業環境評価基準 |
−−−−− |
許容濃度 |
日本産業衛生学会勧告値 |
0.1ppm(1mg/m3) |
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ACGIH(TLV) |
TWA 0.1ppm(1mg/m3) |
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OSHA(PEL) |
air CL 0.1ppm |
設備対策 : |
屋内作業場での使用の場合は発生源の密閉化、または局所排気装置を設置する。取扱い場所の近くに安全シャワー、手洗い、洗眼設備を設け、その位置に明瞭に表示する。 |
防護具 : |
ハロゲン用防毒マスク、空気呼吸器、保護眼鏡、保護手袋、保護長靴 |
物理/化学的性質
外観 : |
金属光沢の黒紫色結晶、昇華性あり |
臭気 : |
激しい刺激臭 |
蒸気密度 : |
8.8(空気=1) |
蒸気圧 : |
0.04kpa(25℃、固体) |
沸点 : |
184.3℃ |
融点 : |
113.5℃ |
比重 : |
4.96 |
溶解度 : |
水に難溶(0.03g/100ml水、20℃)、エタノールには可溶 |
危険性情報(安定性/反応性)
引火点 : |
−−−−− |
発火点 : |
−−−−− |
爆発範囲 : |
−−−−− |
安定性・反応性 : |
昇華性あり。熱すると紫色の有害な蒸気を発する。金属粉、アセチレン、濃アンモニア水と爆発性混合物を生成する。 |
有害性情報
急性毒性 : |
吸入 ラット LCL0 800mg/m3/1時間 |
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経口 ラット LD50 14g/kg |
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静脈 イヌ LDL0 40mg/kg |
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皮下 ウサギ LDL0 175mg/kg |
刺激性 : |
眼、皮膚に対して刺激性がある。 |
変異原性 : |
がん遺伝子形質転換 マウス繊維芽細胞 170mg/L |
がん原性 : |
OSHA,NTP,IARCにがん原性の記載なし |
慢性毒性 : |
皮膚炎、甲状腺肥大症 |
環境影響情報
廃棄上の注意
アルカリ法 : |
アルカリ(消石灰、水酸化ナトリウム)水溶液中に少量ずつ投入し、その後中和して多量の水で希釈して排水する。 |
運送上の注意
運搬に際しては容器に漏れのないことを確かめ、転倒、落下、損傷がないよう積み込み、荷くずれの防止を確実におこなう。その他、毒物及び劇物取締法、消防法などの法令に定めるところに従う。
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適用法令
労働安全衛生法 : |
−−−−− |
毒物及び劇物取締法 : |
劇物 包装等級3 |
消防法 : |
政令第1条の10 届出を要する物質(200kg) |
危険物船舶運送 : 及び貯蔵規則
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引用文献
(1)国際化学物質安全性カード(ICSC)日本語版 化学工業日報社(1992)
(2)化学物質の危険・有害便覧 労働省安全衛生部監修 中央労働災害防止協会編(1991)
(3)Registry of Toxic Effects of Chemical Substances NIOSH(1985-86)
(4)米国OSHA危険有害性の周知基準−規則と危険有害性物質リスト−(第4版)
日本化学物質安全・情報センター(1989)
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データ作成者
その他
危険・有害性の評価はかならずしも充分ではないので、取扱いには充分注意して下さい。
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