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| 製造者 |
| 会社名 ： |
米山薬品工業株式会社 |
| 郵便番号 ： |
541-0045 |
| 住所 ： |
大阪府大阪市中央区道修町２丁目３番１１号 |
| 担当部署 ： |
品質管理課 |
| 担当者(作成) ： |
佐々木 久 |
| ＴＥＬ ： |
06-6393-4001 |
| ＦＡＸ ： |
06-6396-7714 |
| 緊急連絡先 ： |
米山薬品工業(株)（TEL 06-6393-4001） |
| 改訂 ： |
1995/08 |
| MSDS № ： |
MSDS № CA0360 |
| 充填製造者及び販売者 |
| 会社名 ： |
株式会社 内藤商店 |
| 郵便番号 ： |
460-0002 |
| 住所 ： |
名古屋市中区丸の内３丁目８番３号 |
| 担当部署 ： |
製造部 |
| ＴＥＬ ： |
052-962-5551 |
| ＦＡＸ ： |
052-961-5901 |
| 緊急連絡先 ： |
052-962-5551 |
| 受付時間 ： |
月曜日～金曜日 8:00－17:00 |
| 改訂 ： |
2001/01/22 |
| MSDS № ： |
MSDS-999999 |
製品名(化学名・商品名等) ： 三酸化二砒素（無水亜砒酸）
物質の特定
| 単一製品・混合物の区分 ： |
単一製品 |
| 化学名 ： |
三酸化二砒素 |
| 成分及び含有量 ： |
９９．５％以上 |
| 化学式又は構造式 ： |
Ａs2Ｏ3 |
官報公示整理番号 ：
(化審法・安衛法) |
（１）－３５ |
| ＣＡＳ № ： |
1327-53-3 |
| 国連分類 ： |
クラス８．１ |
| 国連番号 ： |
１５６１ |
危険有害性の分類
| 分類の名称 ： |
急性毒性物質 |
| 有害性 ： |
極めて有毒である。水にわずかに溶け、有毒な溶液となる。１３５℃以上の加熱により有毒な蒸気を発生する。 |
| 環境影響 ： |
高濃度のものは生物に影響を及ぼす。 |
応急処置
| 眼に入った場合 ： |
速やかに清浄な水で最低１５分間の洗浄を行い、医師の手当てを受ける。 |
| 皮膚に付着した場合 ： |
汚れた衣類や靴等を脱ぎ、製品に触れた部分を水で洗い流した後石鹸を用いて十分に洗浄する。直ちに医師の手当を受ける。 |
| 吸入した場合 ： |
鼻孔を多量の水で洗い、うがいをする。直ちに医師の手当を受ける。 |
| 飲み込んだ場合 ： |
速やかに医師の手当を受ける。意識がある場合には、微温水等を飲ませて吐かせる。 |
火災時の処置
| 消火方法 ： |
出来れば容器を安全な場所に移動する。不可能な場合は周辺に水をかけ冷却する。保護具を着用のこと。（有毒ガスの発生） |
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(1)容器を安全な場所に移動する。 |
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(2)移動不可能な場合は容器を破損しないように注水し冷却する。 |
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(3)消火水や希釈水の流出による汚染に注意する。 |
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(4)燃焼性はないが、塩化水素ガスを発生する事がある。 |
| 消火剤 ： |
泡、二酸化炭酸、ハロゲン化物、粉末、乾燥砂、炭酸ナトリウム |
漏出時の処置
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粉塵が飛散しない方法で回収し、その後を硫酸第二鉄等の水溶液を散布し、消石灰、ソーダ灰等の水溶液を用いて処理した後、多量の水を用いて洗い流す。流出したもの又は洗浄した濃厚な廃液が河川等へ排出され環境への影響を起こさないように注意する。保護具を着用のこと。
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取り扱い及び保管
| 取り扱い ： |
目、皮膚及び衣類に触れないように適切な保護用具を着用する。また高温多湿の雰囲気を避け慎重に扱う。粉塵が飛散しないよう注意する。 |
| 保管 ： |
換気の良い冷暗所に、直射日光を避けて保管する。密封保管。保管場所に施錠する等、その他毒劇物取締法の定めるところによる。 |
暴露防止措置
| 管理濃度 |
設定なし |
| 許容濃度 |
| 日本産業衛生学会(1980) ： |
０．５ｍｇ／ｍ3（Ａsとして） |
| ＡＣＧＩＨ ： |
０．２ｍｇ／ｍ3（Ａsとして） |
| 設備対策 ： |
取り扱いについては、できるだけ密閉化を行うか、局所排気装置を使用する。 |
| 防護具－保護眼鏡 ： |
ゴーグルを着用する。 |
| 防護具－保護手袋 ： |
ゴム手袋を着用する。 |
| 防護具－保護衣 ： |
作業衣を着用する。 |
| 防護具－呼吸用 ： |
防塵マスクを着用する。 |
物理／化学的性質
| 外観等 ： |
白色結晶性粉末 |
| 沸点 ： |
４６５℃ |
| 融点 ： |
２７５℃ |
| 比重又は嵩比重 ： |
３．８５ |
| 溶解度 水 ： |
２．０ｇ／１００ｇ |
| その他 ： |
酸、アルカリ、エタノールに可溶 |
危険性情報（安定性／反応性）
| 可燃性 ： |
無し |
発火性 ：
（自然発火性、水との反応性）
| 無し |
| 酸化性 ： |
無し |
| 自己反応性・爆発性 ： |
無し |
| 粉じん爆発性 ： |
無し |
| 安定性・反応性 ： |
常温の取り扱いにおいて安定。１３５℃以上に熱せられると昇華する。 |
有害性情報（人についての症例、疫学的情報を含む）
| 刺激性（皮膚、眼） ： |
目にはいると粘膜を刺激して結膜炎を起こす。 |
| 感作性 ： |
接触部位に湿疹、炎症などを起こす。（アレルギー性皮膚炎） |
急性毒性 ：
（５０％致死量等を含む）
| ＬＤ50 １．４３ｍｇ／ｋｇ 経口－人
ＴＣＬ0 ０．１１ｍｇ（Ａs）／ｍ3 吸入－人 |
| 亜急性毒性 ： |
刺激作用、腐食作用。呼吸困難、胸痛、めまい、頭痛など。 |
| 慢性毒性 ： |
末梢神経障害（多発性神経炎）、貧血。 |
| 発癌性 ： |
多量長期暴露により、肺ガン、皮膚ガンの報告例がある。 |
| 生殖毒性 ： |
報告例なし。 |
| 催奇形性 ： |
報告例なし。 |
環境影響情報
| 分解性 ： |
データなし |
| 蓄積性 ： |
データなし |
| 魚毒性 ： |
データなし |
| その他 ： |
河川などに排出されないようにする。 |
廃棄上の注意
| 産業廃棄物処理認定業者に委託して処理する。使用容器は洗浄後付着物がないことを確認後廃棄する。 |
運送上の注意
| 運搬に際しては容器に漏れのないことを確かめ、転倒、落下、損傷がないよう積み込み、荷崩れの防止を確実に行う。混載を避ける。車両には、防塵マスク、ゴム手袋を備え、事故の際は応急処置できるように対応する。 |
適用法令
| 毒物及び劇物取締法 ： |
毒物 |
| 消防法 ： |
貯蔵の届け出を要する物質 |
| 労働安全衛生法 ： |
特定化学物質（第２類） |
引用文献（記載内容の問い合わせ先、引用文献等）
1)Meick Index 11th
2)化学大事典 共立出版
3)産業中毒便覧 医歯薬出版
4)THE SIGMA-ALDRICH LIBRARY OF REGULATORY and Safety Data
5)毒劇物基準関係通知書 厚生省薬務局安全課監修 （1991 薬務広報社）
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データ作成者
その他
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記載内容のうち、含有量、物理／化学的性質等の数値は保証値はありません。危険・有害性の評価は、現時点で入手できる資料・情報・データに基づいて作成しておりますが、全ての資料を網羅したわけではありませんので取り扱いには十分ご注意下さい。
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