|
【 人とミネラルについて・・・ 】 |
最近、ミネラルと言う言葉をよく耳にします。人間の体は<図1>のような割合で11種類の常量元素(下記参照)と15種類の必須微量元素(下記参照)の、合計26種類の元素などで成り立っています。特にこの微量元素が最近『ミネラル』として話題になっています。それは最近の食料事情や食習慣の変化、生活環境の悪化などでこの微量元素である『ミネラル』が不足する傾向にあるからに他なりません。例えば『土』を考えましても最近の土地は昔と違ってやせています。含まれる土中のミネラル分も少なくなっています。当然その土で栽培される野菜もミネラル不足になります。食品や野菜などに含まれるミネラルを計量記載した食品に関する資料も昔の数値のままでは意味がありません。又、食生活の変化も大きなものであり、外食産業の急速な発達、特にファストフードの伸びは驚くべきものがあります。これによって昔我々が食べていたような『肝』の料理や『根菜類』の煮物などを食べる機会が少なくなりました。こう言った料理にもミネラルは一杯含まれているのです。一例を挙げますと『肝』や『牡蠣』には『亜鉛』が豊富に含まれています。この『亜鉛』の不足によって「味覚障害(辛味が分からなくなり劇辛料理も感じない)」や「男性機能の衰え」や「風邪を引き易くなる」と言った症状が出てきます。
|
『ミネラル』は摂りすぎても良くありません。しかし不足する事も困った事です。良い食品を適量食べる事によって補う事を第一に考えて下さい。しかしどうしても食べられない食べ物と言うのは誰にでもあるものです。そんな時には市販の『サプリメント』を上手く使って補給してあげて下さい。但しむやみやたらと『サプリメント』だけに頼る事は絶対に避けなければいけません。あくまでも食生活から吸収する事を第一に考えて下さい。ミネラルの不足による欠乏症状と主に含まれる食品、1日の必要量などを載せてみました。ご参考にして頂けましたら幸いです。但しあまり神経質に考えないようにして下さい。通常の食生活でもある程度のミネラルは補給されているのですから・・・・。
|
ちょっとコマーシャルになりますが、当社でもミネラル不足を補う物としてミネラルを含んだ『キャンディ』や錠剤にした『ミネラル・タブ』を製造・販売致しております。ご参考までに・・・。
|
|
【 図1 ヒトの構成元素 】 |
|
【 11種類の常量元素 】 |
O |
C |
H |
N |
Ca |
P |
S |
K |
Na |
Cl |
Mg |
酸素 |
炭素 |
水素 |
チッ素 |
カルシウム |
りん |
硫黄 |
カリウム |
ナトリウム |
塩素 |
マグネシウム |
61.3% |
22.8% |
9.99% |
2.57% |
1.43% |
1.11% |
0.20% |
0.20% |
0.14% |
0.14% |
0.03% |
|
【 15種類の必須微量元素 】 (***はその値 0.0002% 以下) |
Fe |
Zn |
Cu |
I |
Co |
Se |
Mn |
Mo |
鉄 |
亜鉛 |
銅 |
ヨウ素 |
コバルト |
セレン |
マンガン |
モリブデン |
0.006% |
0.003% |
*** |
*** |
*** |
*** |
*** |
*** |
Cr |
Sn |
V |
F |
Si |
Ni |
As |
|
クロム |
スズ |
バナジウム |
フッ素 |
ケイ素 |
ニッケル |
ヒ素 |
|
*** |
*** |
*** |
0.004% |
0.003% |
*** |
*** |
|
|
【 主な必須微量元素について・・・ 】 |
Fe(鉄) |
[含有食品] |
レバー、牡蠣、赤身の肉、緑黄色野菜、卵、魚、豆類、穀物類 |
[欠乏症状] |
貧血、便秘、舌の腫れ、乳児の発育遅延、疲労、爪の異常等 |
[必要量] |
成人男子 10mg、成人女子 12mg 理想摂取量 15〜50mg(米国) |
Zn(亜鉛) |
[含有食品] |
レバー、牡蠣、肉類、牛乳、玄米、魚介類、ネギ、ゴマ等 |
[欠乏症状] |
味覚障害、疲労、食欲減退、皮膚炎・感染症が起き易くなる、学習能力低下、慢性の不足により性欲減退、無毛症、不妊症等 |
[必要量] |
10〜20mg、 理想摂取量 20〜100mg(米国) |
Cu(銅) |
[含有食品] |
レバー、もつ肉、魚介類、豆類、穀物類、ココア、アボカド等 |
[欠乏症状] |
貧血、下痢、うつ病、骨の軟化、骨粗しょう症、成長障害、高コレステロール血症、免疫力の低下等 |
[必要量] |
推奨必要量 1.5〜3.0mg(米国) |
I(ヨウ素) |
[含有食品] |
魚介類、海藻類、ニンニク、シイタケ、ゴマ、大豆等 |
[欠乏症状] |
疲労、甲状腺腫、甲状腺機能低下、肥満、貧血等 |
[必要量] |
100〜300mg |
Co(コバルト) |
[含有食品] |
肉類、レバー、牡蠣、貝類、乳製品等 |
[欠乏症状] |
疲労、食欲減退、発育不全、貧血、うつ病、神経痛、体重減少 |
[必要量] |
20〜160mg |
Se(セレン) |
[含有食品] |
牛乳、チーズ、魚介類、肉類、ニンニク、玉ねぎ、穀物類等 |
[欠乏症状] |
白内障、老化、すい臓の機能低下、男性の生殖機能低下、精子の減少、感染症等 |
[必要量] |
50〜200mg 理想量 200〜300mg |
Mn(マンガン) |
[含有食品] |
豆類、ナッツ類、穀物類、ココア、ホウレンソウ、パイナップル、ひじき、酵母、肉類、海苔、茶葉等 |
[欠乏症状] |
発育不全、骨の退化、めまい、耳鳴り、難聴、性欲減退、生殖機能低下、血糖値上昇、血中脂肪の上昇等 |
[必要量] |
推奨必要量 3〜7mg |
|
主なミネラルの概要を書き出してみました。欠乏症状を見てびっくりされた方も多いと思いますがこれは極端な不足から起こる症状ですのでちょっと不足しただけではこうなる事はありません。しかし知らず知らずの内にミネラルが不足してくる事によって上記の様々な症状が発生しないとは言いきれません。常日頃から少しずつ食品を通して摂取する事を考えて下さい。食べられないものはサプリメントやそのミネラルを含んだ食品などを食べる事で補って下さい。ミネラル不足に関して神経質になる事はありませんが『私は大丈夫!』と高をくくっていると手遅れになってしまう事もあります。たまにはこんな事も考えてみて下さい。
|
当社では鉄分補給を目的とした『ミネラルキャンディ』を販売致しておりますが、亜鉛(食品添加物のグルコン酸亜鉛)を含ませた『ミネラルキャンディ』も作ってみました。但しこの『グルコン酸亜鉛』に関しましては厚生労働省から使用基準が定められておりません。食品添加物としては許可されているのですが使用基準が未定と言う不思議な事が起きています。しかしこの使用基準が未定である事により製造して『販売』する事はできません。そこでご希望の方にこの『亜鉛・ビタミンC』をいれた『ミネラル キャンディ・ソーダ味 6粒入・非売品』と、販売致しております鉄分・ビタミンC・オリゴ糖入りの『ミネラルキャンディ・レモン味 6粒入』をプレゼントさせて頂きます。
|