食用廃油を使って簡単に石鹸を作ろう

家庭でよく使われる食用油は古くなると固めて捨てるのが一般的です。でもちょっと待って下さい。食用廃油を石鹸にしてみませんか。今回はあの『美肌水』でブームを巻き起こした今井龍弥先生の最新作『石鹸を作ろう』を先取りしてお知らせ致します。


【 材料 】
@食用廃油‥‥‥100g
A『オルトけい酸ナトリウム』‥‥‥25g   又は『苛性ソーダ』‥‥‥25g
Bペットボトル500ml‥‥2本   又は350mlの物‥‥2本
C『水』(水道水で良い)‥‥50ml
D固める為の容器⇒豆腐、お菓子などの空きプラスチック容器で良い
E必要に応じて『尿素』‥‥1〜2g

 

容器・廃油 容器・廃油

 

オルトけい酸ナトリウム オルトけい酸ナトリウム

 

苛性ソーダ 苛性ソーダ

 

尿素  尿素

 

【 作り方 】
@ペットボトル−1に油 100gを入れる。
Aペットボトル−2に水 50mlを入れ、ロート等を使って『オルトけい酸ナトリウム』又は『苛性ソーダ』 25gを入れ良く振って溶 かす。必要に応じて『尿素』1〜2gを入れる。
※ この時にかなりの発熱があるので注意して下さい。
B溶かした液(ペットボトル−2)を油の入った「ペットボトル−1」に入れて良く振る。
C分離しなくなったら(できれば5〜10分程良く振る)容器に入れて固まるまで待つ。
  (通常、1日〜2日で固まります)固まれば完成です。


【 ポイント 】
1.新しい油ほど固まりにくいようです。この場合は油の量を(約10%位)減らしてみて下さい。又、触媒として粉末石鹸を少量(5〜10g)入れると固まり易くなります。
2.『オルトけい酸ナトリウム』は『普通薬』ですが『苛性ソーダ』は『医薬用外劇物』です。薬局・薬店さんで印鑑を持参して購入して下さい。又、この薬品は両方共に粘膜などを刺激する性質を持っています。取り扱いには十分に注意して吸引しないようにし、眼や口等には絶対に触れさせないようにご注意下さい。又、手に付いた場合は速やかに水洗して下さい。
※ 尚、当然の事ながら薬品はお子様の手の届かない場所で保管して下さい。
3.上記手順中の A においては、必ず『水』を先にいれたボトルの中に薬品を入れて下さい。発熱して危険なばかりでなく薬品が固まってしまって上手く行きません。
4.『尿素』はお好みにより配合して下さい。尿素を配合すると角質化した皮膚を取り去ってくれますので「使えば使うほど肌がスベスベになる石鹸」を作る事ができます。但しお肌に合わない方はご使用を避けてください。 上記の方法の詳細は2000年4月2日発売の『ゆほびか』5月号に今井先生が詳しく書かれておられますのでご購入頂いてご覧下さい。 又、著作の問題がございますので作り方などに関するご質問にはお答え致しかねます。ご了承下さい。

石鹸作りの工程
生活関連

市販の豆乳を使って『豆腐』を造ってみませんか?


【市販の豆乳を使って『豆腐』を造ってみませんか?】

豆乳

市販されている『豆乳』を使って『豆腐』を造ってみませんか。造り方は至って簡単!!豆乳を熱してその中に『豆腐凝固剤』を入れるだけです。と、言いましても市販の豆腐のようにきちっと固まった豆腐とは一味違います。いわゆる『おぼろ豆腐』になります。これは豆乳の濃度に関係しています。つまり市販の『豆乳』は飲み易くする為に『水あめ』や『食塩』などを加えて加工してありますが、その分濃度も薄めてもあります。煮た大豆をしぼ搾ってそのまま『ニガリ』を加えて作る市販の豆腐とは当然違っている訳です。しかし別の見方をしますと、味を整えてある分美味しい豆腐になる可能性を持っているとも言えましょう。後はお好みで味付けした『だし』や『醤油』をかけてお召し上がり下さい。これからの寒い時期に新しい『我が家の手造り豆腐』として食卓に一品増やされては如何でしょう。

【作り方】

1.豆乳を計量して鍋に入れる。

豆乳

今回は1回に『200cc』のプレーン豆乳を用いました。
市販の豆乳でメーカーは問いません。
メーカーの違いによる味の差は殆どありませんでした。

2.鍋を熱して豆乳を温める。

沸騰しないように

 

湯葉

 

但し沸騰しないように気を付けて下さい。

熱している内に豆乳の表面にいわゆる『湯葉』が出来てきます(写真A-b)箸などすくって食べてみて下さい。

3.『豆腐凝固剤』をとく。

豆腐固定剤

 

グルコノデルタラクトン

『豆腐凝固剤』※11/2袋を水(約10〜15cc)に溶かす。
(1袋は約3gですので約2回分となります)

※1当社が使用した凝固剤は『食品添加物グルコノデルタラクトン』です。(写真B-a)

4.『豆腐凝固剤』をいれる

凝固が始まる

溶かした『豆腐凝固剤』を熱した豆乳に素早く加えてスプーンなどで数回掻き回す。しばらくすると凝固が始まります。
適当なところで小皿に取り、お好みの味付けをしてお召し上がり下さい。

料理・食事関連

美しい色の枝豆の作り方


【美しい色の枝豆の作り方】
枝豆の大変おいしい季節です。枝豆の緑はクロロフィル(葉緑素)で、あらゆる植物の葉や茎などに含まれる緑色の色素です。クロロフィルは日光や酸、熱に対して極めて不安定ですここにタンサンを利用しますとクロロフィルが安定して緑色が保てます。是非、一度お試し下さい。

枝豆

【原材料】
1.枝豆
2.タンサン(重曹)
3.水

【作り方】
水1リットルに対して「重曹」を小さじ1/3〜2/3(1g〜2g)を入れ、枝豆をゆでます。
重曹を入れすぎますと苦みがでたり、柔らかくなりすぎますのでご注意下さい。

尚、重曹は当社でも販売致しておりますが、薬局・薬店にございますので最寄りの薬局・薬店にお問い合わせ下さい。
50g100円前後で購入できます。


料理・食事関連

スライムを作ってみよう 『スライムの作り方講座』


今回は市販の合成糊とほう砂(ほう酸ナトリウム)を使って『スライム』を作ってみましょう。

【材料(用意するもの)】
1.市販の合成糊
(白いでんぷん糊ではありません。透明の粘性の液体糊です。)
2.ほう砂(ほう酸ナトリウム)
(薬局・薬店、ドラッグストアーさんにて販売されています。)
3.混ぜる為の容器
(100円ショップで目盛り付きの容器を購入されると良いでしょう。)
4.水
市販の合成糊

市販の合成糊


市販の合成糊

ほう砂

【スライムの作り方】

「合成糊」を容器に50cc取ります。

A.「合成糊」を容器に50cc取ります。

「合成糊」に「水」を50cc加えて良く混ぜます。

B.「合成糊」に「水」を50cc加えて良く混ぜます。

「ほう砂」を3〜4g計り、それを「水」50ccに溶かす。完全に溶けない分はそのままにして上澄み液を使用します。

C.「ほう砂」を3〜4g計り、それを「水」50ccに溶かす。完全に溶けない分はそのままにして上澄み液を使用します。

上記Bで作った液の中にCの上澄み液を徐々に加えて攪拌します。

D.上記Bで作った液の中にCの上澄み液を徐々に加えて攪拌します。

だんだんと粘度が増してきて固まったら完成です。

E.だんだんと粘度が増してきて固まったら完成です。

かき混ぜすぎに注意してください。

F.かき混ぜすぎに注意してください。

スライムの完成!

G.スライムの完成!

【ご注意】
危ないものではありませんが、口に物を入れられるお子様には良くありませんので与えないようにご注意下さい。

科学・実験関連

野菜とその効用 其の弐


【野菜とその効用 其の弐】
食物として我々は何気なく野菜を食べています。しかしこの野菜にもいろいろな効用がある事をご存知ですか?まさに『医食同源』です。これを知る事によって体調の維持や回復を図る事ができます。是非お役立て下さい。

野菜 効用
青じそ 防腐効果がある。食欲を増進して血液の循環と便通を良くする。抜け毛も防ぐ。
きゅうり 消化不良や二日酔いを治す。うっ血性、栄養障害などの水腫の病に良い。
小松菜 コレステロール値を下げ、高血圧に効果あり。動脈硬化、ココチン害、貧血を防ぐ。
すいか 解熱、利尿効果がある。血便、酒毒、子宮病、腹水病、腎臓病に特効である。
たかな 息苦しさや上気を抑え、風邪ひきを治め、咳を止め、耳の通りをよくする。
タマネギ 体力増強、疲労回復、消化、発汗、解熱、消炎作用がある。血管を浄化する。
なす 貧血症、大腸カタル、気管支炎に良い。扁桃腺には黒焼きしたナスに湯を注いで飲むと良い。
にんじん 胃腸の働きや血液の循環を良くする。虚弱体質、冷え性、貧血症に効果大である。
にんにく 血液の循環を良くし、発汗、利尿、殺菌作用がある。貧血症、低血圧症に特に良い。
ねぎ(長葱) 青ネギはビタミンAが特に多い。白内障を防ぎ、発汗、解熱、消炎効果がある。
白菜 淡色野菜にしてはビタミンやミネラルが多く、体力増強に役立つ。



健康・美容関連